2021-04-21 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
そして、この機械等の導入というのは、おっしゃられた労働力の不足の解消だけではなくて、例えば、肉用牛の分娩間隔の短縮や事故率の低減、乳用牛の乳量の増加や乳房炎の減少などの生産性向上の効果が得られるという報告を現場から受けています。労働費の低減や収入の向上によって結果として省力化機械の償却費を上回る収益増を図ることが可能というふうに考えております。
そして、この機械等の導入というのは、おっしゃられた労働力の不足の解消だけではなくて、例えば、肉用牛の分娩間隔の短縮や事故率の低減、乳用牛の乳量の増加や乳房炎の減少などの生産性向上の効果が得られるという報告を現場から受けています。労働費の低減や収入の向上によって結果として省力化機械の償却費を上回る収益増を図ることが可能というふうに考えております。
また、家畜改良事業団の資料によりますと、昭和六十年ころから過去二十五年ほどの分娩間隔の推移を見てみますと、年々、分娩間隔が徐々に長くなってきております。搾乳可能な乳牛の妊娠期間二百八十日に変わりがないとすれば、これは効率的な搾乳ができない期間が延びていることを意味するわけでもあります。
特に、繁殖経営については、放牧の積極的な推進や分娩間隔の短縮、あるいは、肥育経営については、増体量の向上、飼料給与方法の改善、個体能力の的確な把握及び肥育期間の適正化など、コスト低減のための対策を実施してまいりたい、こう思っております。
特に、繁殖経営については、放牧の積極的な推進や分娩間隔の短縮、肥育経営については、増体量の向上、飼料給与方法の改善、個体能力の的確な把握及び肥育期間の適正化等、コスト低減のための対策を実施してまいりたい、このように考えております。
それからもう一つは、事故率の低下なり分娩間隔の短縮等そうした技術面での生産性の向上等がございますし、また受精卵移植技術等を活用して双子生産技術、これはかなり普及に時間がかかるわけでございますが、そういうような増産技術、こういうようなことを使いまして生産を中長期的に拡大する方向でいきたいというふうに考えております。
そのために、御承知のとおり、今回の関税収入相当額のいわゆる特定財源をもとにした施策の内容といたしまして、繁殖経営における子牛の生産コストを引き下げるために必要な各種の施策、例えば飼養規模の拡大、あるいは放牧その他粗飼料の生産基盤の整備、それからまた繁殖面でのコスト低下に非常に大きく響きます分娩間隔の短縮、あるいは子牛の事故率の低下等といった手段をもちまして、子牛の生産コストを低減させるための別途の政策努力
さらにまた資源の確保の意味で、事故率を低下させるとか、あるいは分娩間隔を短くすることによりまして生産率を上げていくとか、さらにまた、現在、先生御案内のように、肉用牛の場合は繁殖経営と肥育経営が分離しているわけでございまして、肉豚の場合には既に七五%以上が一貫経営になっているわけでございますが、肉用牛につきましてはまだ数%という状況でございます。
○政府委員(大坪敏男君) 先生が今おっしゃったような意味での万全の態勢がどうかにつきましては、率直に申しまして、そういう態勢になっているとはなかなか言いにくい面があると思いますが、もともと肉用牛自体サイクルの長い生産でございますので、とにかく即効性のあるもの、例えば分娩間隔を短くしていくとか事故率を減らすということは、これはかなり即効性のあるものでございますから、そういったものについてはもう積極的に
分娩間隔の短縮でございますとか、子牛の事故率を低下させるための努力も大切な問題であるというふうに考えております。 しかしながら、今の肉用牛生産を取り巻きます厳しいもろもろの情勢を考えますと、こういった課題を短時日に達成するということは容易なことではないと思います。
分娩間隔の短縮の問題とか、子牛の事故率の低下の問題など、こういった努力はまことに大切な問題であると考えておるところでございます。
FI雌牛の場合には、大変丈夫でございますので事故率が下がるとか、あるいは繁殖性にすぐれておるとか分娩間隔も短縮できる。また、保育能力がすぐれておる、そういった有利性を持っております。そういうものを活用した肉用牛生産といったものにもこれは応用ができるということで、こういった問題にも取り組んでまいりたいと思っておるわけでございます。